まだ続くアリス

兎穴を落ちてゆくアリス、下絵から完成まで1ヶ月半くらいかかってしまった。3年前に描いた同じ題材のアリスはアリスを手前に、兎穴の底を覗き込むような構図だったので、今回はアリスからやや引いて兎穴を真横から見たような構図にしてみました。アリス落ちてます!な迫力のある構図より、こういう落ち着いた構図の方が物語の挿絵としては相応しい気がしてチャレンジしました。(でもアリスを見上げる構図で上手いことパンチラさせずにふわふわのパニエを描きたいな〜いつか!)
下絵が描けてから、モノクロ?カラー?色鉛筆?鉛筆、水彩?ペン?アクリル?と悩みに悩み、結果アルシュ水彩紙極細目に水彩で下塗り、色鉛筆というところに落ち着いたのですが、はて、これでいいのか、失敗では?と描きながらも悩み…
完成したものを見ると結構良い絵ですね。でもベストな画材選択だったのかは自信ない。時間がないから色鉛筆っていう理由もあったし。この絵を描くためにはこの画材手法でしか有り得ない、と見る方にも納得させられる様な絵を描きたいものです。
次作はBBケントボードにアクリル絵具で描いてます。描き心地が良すぎてびっくり!こんなだったっけ?紙にアクリル?時間かかる予感しかしないのが辛いけれど、楽しく描き出しました。早さが欲しい!今はとにかく!